いていました。ということで、かなりスローな生活をしていたわけで
すが、そんな折にひょんなことから鳥取県の水木しげるロードに行く
ことになり、何と水木しげるのファンになってしまいました。
水木しげると言えば、やはり“ゲゲゲの鬼太郎”が有名で、ここへ
行くと色んな妖怪の石像が道路沿いに並んでいるのが見れます。私は
妖怪にはあまり興味は無いので、まあ子供が楽しめればいいかってい
う軽いノリで出かけたわけなんですね。ところがそこに水木しげる記
念館というのが待ち伏せていたのです。同じく軽いノリで入ったんで
すが、かなりやられました。水木さんという人は凄まじい人生を送っ
てる人なんですね。その生き様に心に響くものがありました。詳しく
はここでは述べませんが、とにかく生きてるのが不思議なくらいです。
戦争に行って生死の境目を何度もさまようのですが、その度に映画で
もあり得ないような幸運に助けられます。正に漫画を描くために生か
されたような人です。そんな彼は実は究極のマイペース人間。幼い頃
からマイペースで軍隊に入ってからもマイペースそのもの。おかげで
軍隊ではいつもビンタを喰らっていたそうです。ただし結局はそれだ
からこそ生きて帰れたのかもしれません。自分に正直になって、心の
声に耳を傾けれる人間が最終的には生き延びるような気がします。
子供に対してまた子供の将来に対して、親が勝手な願望を抱いてし
まいがちです。例えば家業を継いで欲しいとか、将来は安定した仕事
に就いて欲しいという人もいます。こうした願望が少しずつ重なり、
大きくなるころには人の願望を達成するために生きているようなこと
になる危険があります。中年になり、「俺の人生って一体誰のための
もの?・・・」とならないように子供には自分の人生を築いて欲しい
ものです。そのためには親がどれだけ邪魔をしないか、にかかってい
るのかな、と改めて感じました。子供には水木しげるのように自分の
人生を生きて欲しいな、と思いましたが、そういう願望自体が良くな
いのかも・・・
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